ミックスボイスが出したいがわからない

近頃の日本の男性ポップス界は、曲を高い音域で作り、ミックスボイスという地声とも裏声とも違った声での歌唱が大流行です。とにかく高い声で歌いたいと言う欲求から、そのような高音歌唱がもてはやされているのが最近の傾向です。

ミックスボイスとは

言葉の意味からすると、ミックスは混ざった状態です。裏声と地声が混ざった声と言うことになります。実際にそれを行なうには裏声と地声を同時に出すことになります。それには声帯を2つ備えていなければならないので不可能です。ですからミックスは混ぜるのではなく、混ざったような中間的な音色の意味で使われています。

声に関する用語の分類

地声、裏声、ミックスボイスは声を出す時の声帯閉鎖の違いによる分類です。チェストボイス、ベッドボイス、ミドルボイスは声の響き方のポイントの違いによる分類です。地声は特に低音部はチェストボイスになりやすいです。裏声は必ずベッドボイスになります。地声でも良いと感ずる声は高い音域でベッドボイスになる場合も多いです。ミックスボイスは声の響きのポイントとしてはミドルボイスです。両者はイコールではありません。尚ファルセットは裏声とイコールとします。

この2つのグループの用語がごちゃ混ぜに使われています。これを分けて考えないとミックスボイスがわからなくなります。

ミックスボイスのメカニズム

地声の声帯

普段呼吸をしている時は左右の声帯が開いており、肺からの息はそのまま口、鼻に通じています。声を出そうとすると左右の声帯が合わさり、その合わせ目を息が通過することによって合わせ目が振動して声になります。普通声は地声です。左右の声帯の全部の長さが合わさります。

裏声の声帯

ヨーデルのように地声から高い音へ裏返る声です。響きが頭の方へチェンジされ、フワッと抜ける感じになります。地声から裏声にチェンジしたとき声帯のところに注意するとそこの状態が変わるのが感じられると思います。地声で全部合わさっている声帯の長さの半分くらいが開きます。振動する部分が短くなり高い声になります。弦楽器の弦を指で押さえて短く使えば高い音になるのと一緒です。そして一部が開いていることによって抜けた感じの音色になります。

ミックスボイスの声帯

裏声で開いている声帯の部分を閉じ気味にするとミックスボイスになります。裏声での頭にぬける響きの要素が失せて地声感が生まれます。しかし声帯の開きはあくまで残りますので抜けた感じも残ります。裏声に近い高音が地声感覚で出せます。

よくミックスボイスの声帯閉鎖が勘違いされています。声帯を強く閉鎖をすることではありません。それは息を止めるときに行うことです。裏声で開いている部分が閉じ気味になることでの声帯閉鎖です。

ミックスボイスの出し方

ミックスボイスは特に訓練を要するものではありません。声帯の使われ方の切り替えです。感覚、コツが分かれはスイッチを切り替えるようにすぐに出来ることです。地声で出ない音域を裏声にしないで出す手段ですから、その音域を歌っているうちに自然にミックスボイスになっている場合も多いです。ミックスボイスの歌手も結構無意識で出している方が多いのではないでしょうか!ミックスボイスを言う多くの方が感覚的にそれがわからないのが殆どです。ミックスボイスの存在すら否定する人もいるくらいです。

レッスンではミックスボイスの感覚、聴き分け方、出し方のコツをわかりやすく指導いたします。

講師|杉田 輝夫(すぎた てるお)

講師|杉田 輝夫(すぎた てるお)

丁寧に正しい発声法をご指導いたします。シャンソン・ジャズ・演歌など、幅広いジャンルに対応します。

プロフィール

武蔵野音楽大学 声楽科卒業。オペラコンサート、サロンコンサート等多数出演。音大受験生、劇団オーディション志願者等に声楽の指導を行う。発声は、フォームと声の関係について研究を重ねたものを伝授します。レッスンは、個人に合わせた、適切な姿勢と正しい呼吸法、声のコントロールの基本を、わかりやすく指導いたします。

レッスン科目

  • ボイストレーニング
  • カラオケレッスン
  • 発声練習
  • 声楽レッスン
  • 音大受験声楽レッスン
  • 話し方の発声法
  • 猫背,ストレートネックなどの姿勢改善法

料金タイプC

レッスンは次の会場で受け受けています。

  • 大船駅 南口より徒歩2分
  • 藤沢駅 南口より徒歩3分
  • 茅ヶ崎駅 南口より徒歩10分
  • 平塚駅 西口より徒歩3分
  • 小田原駅 東口より徒歩1分

気になったら杉田講師を受講してみる

講師|杉田 輝夫(すぎた てるお)
小田原、平塚、茅ヶ崎、藤沢、大船でボイストレーニング、カラオケ教室をしています。受講者募集中♪

時間と回数の自由度が高いレッスンが特徴です。