表現力の養い方は感性なんです
『表現力』とは、自分の考えや思いなどを言葉や音楽、絵画などで表現する力。
「表現力の養い方」というテーマで、クリップミュージックの彩乃講師にお話を伺ってみました。
表現力の養い方とは
表現力についてお伺いします。
表現力というのは誰もが持っているもので、それを生かせるかどうか、話し方にしても歌にしても必要なものは表現力です。
それはどうやって養っていくのですか?
表現力をどうやって養っていくかは『感性』なんです。
その感性というのは、ただ単純に「嬉しい」と思うことを嬉しいと思えるかどうか、「悲しい」と思うことを悲しいと思えるかどうか。それだけです(笑)。
具体的に言うと?
具体的に言うと自分の心の殻をとっぱらって、ありのままの自分を他人に見せることです。
怖いことではあると思いますが、勇気をもって、恐れずに自分の気持ちを他の人に見せる努力を少しずつしていけば、感性も豊かになり、表現の幅も増えていきます。
日常の心がけとしては?
仕事に行くときいつも同じ道を通っていると思いますが、ふと目線を変えて道ばたに咲いている花や、電車に乗っている時に窓から見える風景に目を向けて、頭の中で思ったことを素直に受け止めて感じることをしています。
レッスンではどのようにしていますか?
歌のレッスンでは、言葉の意味を意識して歌ってもらっています。
「愛してる」という言葉があるとしたら、自分なりの愛していると言う意識を持ちながら歌ってもらいます。
話し方のレッスンでは、文章を分解して、一番最小単位の単語のイメージを作ることから始めています。
表現力って深いのですね。
はい、表現力と言うのは誰でも持っています。オリジナルのイメージを持っているのはあなたです。
オリジナルの力を育てつつ自分だけの歌や話し方をマスターしていくのが素敵なことですよね。