変声期推論

変声期というものが何か引っかかり、ちょっと推論してみました(笑)。。。

子供の頃は、声帯が短いので意識しなくても高音が出る。→

変声期を過ぎ、喉頭が成長し、声帯が長くなるので、「子供の時の感覚そのもの」では
高音が出なくなる。→

何とか高音を取り戻すべく、無茶をする。
日常的に使っている舌骨系の筋で喉を引き上げて支え、
力むことで声門閉鎖を促す。
声帯を非常に短く使うので、高音がそこそこ出るには出る。
が、ピッチはフラットし、音も苦しげで酷い。 このコントロールが癖になると、発声器官がスポイルされ、
同時にポリープ等の物理ダメージの危険性が高まる。 →

しかし、アンザッツ(プレーシング)等の生理学的な練習を徹底的に行う事で、
声帯を伸展させ、喉頭懸垂筋の下地の上で歌う・・という
感覚を身に付けると、幼少期のように、特に発声器官を意識せずとも
高音域が普通に出るようになる。(個人差はあるが・・・。)
ピッチは良く、音自体も非常に聴きやすく、 独自の説得性を持つ。
ポリープ等のダメージの危険性も、殆ど無くなる。

ある意味では、「変声期を過ぎたら出し方を変える・・という意識の変革」が重要になる。
生理学的な練習を積めば、また「特に何も意識せずに」普通に歌っていける。

・・という事が言えるかもね・・と思う今日この頃(笑)。
私自身の経験も踏まえて、男性には重要なテーマかもしれませんね。。。

この記事を書いた人

高野 卓也ボイストレーナー
大宮の教室を担当しています。