良い声を出すための3つのヒント

「良い声」と思える声は、どこから出ているのか分からない感じがします。

両目の間の鼻の頭から出ているようですし、顔面全体から出ているようです。

又は、頭の上から出ているようにも感じられます。

良い声を出すための3つのヒントをお伝えします

顔面には鼻腔に隣接した副鼻腔とされる4つの空洞があります。その部分の共鳴なのでしょうか?

実際にそれを主張している指導者は非常に多いです。

よい声とは640×334

1.声は一方通行

声帯通って振動した呼気は、母音発声時は口へ、鼻音発声時は鼻へとストレートに送られます。決して寄り道はできません。

又、口腔と副鼻腔は繋がっていません。

したがって、母音発声時は口蓋と舌、そして唇によって形成された空間のみが共鳴の場所となります。声は一方通行なのです。

2.鼻音発声時は鼻腔です

それではなぜ母音発声時に、鼻や顔面から声が出ているように感じるのでしょうか?

良い声ほどその感じが強まります。

3.良い声の共鳴の共通要素

母音発声時、口蓋の前の方、上歯からアーチ状に高くなっている部分の共鳴が豊かな声が、良いと感じる声の共通要素です。

又この部分、上方向に広く響くほど質の高さを感じます。

この部分は鼻腔の後ろに位置するため、鼻に響いているように、又顔面から声が出ているように感じるのです。

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まとめ

1.良い共鳴を得るには

どこへ響かせるのかがわかり、一生懸命呼気を響かせたい所へ送るようにしてもうまくいきません。

背筋の伸びがキープされたフォームの支えによってこの共鳴はつくられます。

2.背筋の伸びた良いフォームを作るには

鏡を見て姿勢を作っても上手くいきません。どこかに無駄な力が必ず加わり、つっぱった感じになります。

脱力した状態で背筋が伸びているのでなければ、発声にはつながりません。

これにはコツがあります。

背筋の伸びと手の置き方、組み方には、密接な関係があります。

私のレッスンでは、この原理を用いたメソッドによって、短期間で効果が得られる指導をしております。

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クリップミュージック 杉田 輝夫講師
クリップミュージック 杉田 輝夫 講師

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