お風呂場で声が良く響き歌いやすい本当の理由
お風呂場で声が良く響き歌いやすい本当の理由
一般的に考えられているのは、
- 風呂場は周りが硬い壁に囲まれており壁の反射による残響効果(リバーブ)によら音が良い状態で響く。
- お風呂に浸かることでのリラックス効果。
- 湯気による喉の潤い効果。
が言われています。
これらを検証すると
- 狭い音が反射する空間は音響的に優れて*いるのでしょうか?
いいえ逆です。
反射面が向き合うことで音がぶつかり合い特定の周波数の音が強調されるフラッターエコーを生み音が「わんわん」し非常に音響的に悪い空間で声はむしろ出しにくい空間です。 - お風呂に浸からなくてもお湯を張ったお風呂場で発声すると同様の効果があります
- 吸入器などで喉を潤してもお風呂場での声の出しやすさは得られません。
すべて本当の理由にはならないようです。
良い音響条件とは何か
コンサートホールなど音響効果が施されているところの壁は山形になっていたりビラミッド状の凹凸があるパネルが壁に貼られています。
音を一定方向に反射させずに拡散させるためです。この音の拡散が良い音響の条件です。
お風呂場の音響
お風呂に入るときはお風呂場に湯気が立ち込めています。
この湯気の小さい水の粒に声が拡散反射され音響パネルと同じ効果で良い音響条件を生み出しています。
反射素材の壁と湯気の音の拡散効果により狭い空間でありながらコンサートホールのようなよい音響空間を形成しています。
音響が良いとなぜ歌が歌いやすいのか
声は発せられた声を耳で聞きそれに調整を加えてまた発することのフィードバッグによって成り立っています!
その場の声の反射の仕方など音響条件に適した口の開け方、声を発する角度など無意識の調整機能が働き発声されます。
しかしそれは無意識の作用ではコントロールは難しくその場の音響条件に合わせた発声コントロールには声楽的な発声技術が必要になります。
声の拡散の良い音響条件が整った場では一定の口の開け方一定の声の発ずする角度などで声のコントロールが出来るので発声が楽に上手く行えるようになります。
まとめ
お風呂場ではお湯を張ることにより立ち込める湯気の粒に声が拡散反射され反射素材の壁の反射効果とあいまって狭い空間ながらコンサートホールのようなよい音響空間を生みます。
又そのよい音響条件により声のコントロールが楽にできるようになり実際に歌が上手く歌えます。
お風呂場の湯気が多い方向に湯気に向かって発声するのと湯気が立っていない方向に向けて発声した場合との差を感じてみて下さい。
講師|杉田 輝夫(すぎた てるお)

丁寧に正しい発声法をご指導いたします。
シャンソン・ジャズ・演歌など、幅広いジャンルに対応します。
プロフィール
武蔵野音楽大学 声楽科卒業。
オペラコンサート、サロンコンサート等多数出演。
音大受験生、劇団オーディション志願者等に声楽の指導を行う。
発声は、フォームと声の関係について研究を重ねたものを伝授します。
レッスンは、個人に合わせた、適切な姿勢と正しい呼吸法、声のコントロールの基本を、わかりやすく指導いたします。
レッスン科目
- ボイストレーニング
- カラオケレッスン
- 発声練習
- 声楽レッスン
- 音大受験声楽レッスン
- 話し方の発声法
- 猫背,ストレートネックなどの姿勢改善法
レッスンは次の会場で受け受けています。
- 大船駅 南口より徒歩2分
- 藤沢駅 南口より徒歩3分
- 茅ヶ崎駅 南口より徒歩10分
- 平塚駅 西口より徒歩3分
- 小田原駅 東口より徒歩1分

